特殊製法のミツロウバーム
〜成分を一部リニューアルし香り豊かに生まれ変わりました〜
(2021年1月よりホーリーバジルエキスが香り豊かにリニューアルしました)
ホーリーバジルのインフューズドオイルと植物油からできたミツロウバームに、ホーリーバジルエキスを20%配合した植物バームで肌荒れをしっかり保護。
練り香水のような表面が固いタッチのバームと違い、バターを柔らかくしたような新感覚のテクスチャ−でお肌をまといます。
エキスの抽出法が従来のBG抽出からバイオ発酵エタノール抽出に変わり、ホーリーバジル多く含まれる「*オイゲノール」を効果的に抽出することで、香り豊かにお肌やカラダに対して効果の高まる内容成分に変更しました。これによりホーリーバジル特有の甘い香りが広がり、肌荒れにもしっかり対応。
天然エキスのやわらかな香りです。
*芳香成分「オイゲノール」について~オイゲノールには免疫力を高める作用や抗菌、抗ウイルス作用、鎮痛作用などたくさんの効果があるとされています。
〜ホーリーバジルのインフューズドオイルについて〜
乾燥ホーリーバジルをホホバオイルに漬け込み、30日以上かけてじっくりと油溶性エキスを染み込ませ『インフューズド オイル』を作成します(浸出法)。
手間ひまはかかりますが、植物エキスにはたくさんの成分が含まれており、油溶性と水溶性の栄養成分をバランスよくしっかり抽出できます。
そうして取り出された原料のインフューズドオイル(浸出油)をベースオイルとして使用しています。
〜実績のある特殊製法について〜
私達の工場では全国から自然派化粧品の製造委託を数多く受けます。
その中でも、この特殊製法のバームづくりには定評があり、他社で同等品ができないことから数多くの商品を作り続けてきました。
ボタニカノンではこれまでの技術を結集し最高級のホイップバームにするために時間をかけて試作を重ね、ようやく商品化にこぎつけた自信作です。
界面活性剤は使用せず、水と油とを蜜蝋(ミツロウ)だけで空気を抱き込みながら高速で混ぜ合わせ、バターを軽くしたような独特の感触に仕上げています。
そして最後に、お菓子の餡を詰めるように一つ一つ丁寧に手作業で作り上げています。
出来上がったバームは、なめらかで独特の感触となっておりぜひお試しいただければと思います。
〜ホーリーバジル:原料についてのサスティナブルな取り組み〜
ホーリーバジルは亜熱帯に群生する植物で、インドが原産地と言われています。
そのインドでは古くから伝わる伝承医学「アーユルヴェーダ」で使用されるハーブの中で最高位のハーブとされ、他のハーブとは一線を画して使用されていました。サンスクリット語で「トゥルシー(比類なきモノ)」と呼ばれたり、ヒンドゥー教では女神ラクシュミーの化身とされ聖なる植物として崇められたり、メキシコでは財運を呼ぶ縁起のいい植物とされポケットに入れて持ち歩くとか・・・
ホーリーバジルやカモミール、霊芝等は「アダプトゲンハーブ」という種類に分類される特殊なハーブです。特筆される主な効能としてストレスに直接働きかける有効なハーブとされており、その他、抗酸化、抗菌力にも優れているとされています。
私達は佐多岬で栽培されているホーリーバジルの全容を解明するために、鹿児島大学農学部との共同研究をはじめました。研究結果がでましたら後日レポートいたします。
畑のある佐多岬は北緯31℃線上に位置し、インドのニューデリーとほぼ同緯度に位置することから植生がとても良く合い、しっかり茎が太く瑞々しいホーリーバジルが育ちます。ボタニカノンでは鹿児島県大隅半島の最南端の佐多岬近辺に約4000平方メートルの畑を契約栽培しており、農薬を使わずに栽培しています。
ホーリーバジルは3月に種まきをして、7月下旬に収穫されます。毎回あまりにも発芽率が高くて全てのホーリーバジルを収穫することができませんが(もったいない!)毎年約2トンの生葉を収穫しています。そして、収穫されなかったホーリーバジルはそのまま次の作物の「ケール」の栽培のための養分として、「緑肥」として土の中にすき込まれます。毎年この循環で夏の間に、畑に大量のホーリーバジルをすき込むことで連作障害を防ぎ、農家の方の本業でもあるケールの自然栽培にも一役買っていることが何よりも嬉しい循環だと思います。
収穫の際は特に気を使います。夏場の収穫では傷みが早いため、早朝に収穫したものをお昼過ぎに近くの冷凍庫荷運び瞬間冷凍されます。
常にフレッシュな状態で使用できるように保管されます。
―こんなお肌にオススメ―
✔お顔の乾燥がひどい方、過敏なお肌の方
✔手荒れがひどい方
✔リップクリームとして
✔毛先、毛髪にうるおいがない方
✔水洗いの多いお仕事の方
✔赤ちゃんのおむつ交換の時
✔お年寄りの方、床ずれ等のお肌
―ご使用方法―
適量を手に取り、お肌、唇など乾燥している部分になじませてください。
髪の毛先にもご使用いただけます。
<全成分>
ホホバ種子油、ミツロウ、*エタノール、ゴマ種子油、スクワラン、シア脂、水、ツバキ種子油、アルガニアスピノサ核油、カミメボウキエキス
*エタノールはサトウキビ由来バイオ発酵エタノールを抽出溶媒として使用。
【鹿児島県産原料】ホーリーバジル、ツバキ油
<品質>
ボタニカノンは全商品、合成界面活性剤、防腐剤、合成着色料、香料、鉱物油など、石油系原料は全て不使用です。
<保存方法>
直射日光、高温多湿を避けて使い終わったらしっかり密閉し保管してください。
<保存期間>
食品に近い処方になっておりますので、開封後は180日を目安に使い切って下さい。
<ご使用上の注意>
開封後はキャップをしっかり締めてお早めにお使いください。
お肌に異常が生じていないかよく注意してご使用下さい。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑等)、黒ずみ等の異常および、使用中に直射日光が当たりこれらのような異常が表れた場合は、直ちに使用を中止し皮膚科専門医にご相談されることをお勧めします。
自然原料を使用した製法のため、時間とともに多少の変色や香りの変化がありますが品質に問題ございません。
【エキス抽出溶媒のバイオ発酵エタノールの使用について】
ホーリーバジルには、精油に含まれる芳香成分の一つであるオイゲノールが多く含まれています。 このオイゲノールには免疫力を高める作用や抗菌、抗ウイルス作用、鎮痛作用などたくさんの効果があるとされています。お肌にとって、カラダにとって有用な植物エキス成分を効果的に取り出すためには、油溶性の成分と水溶性の成分を同時に抽出できるエタノールが欠かせず、結果的にお肌やカラダにとって最良の結果を導き出せると判断し使用を決断しました。ボタニカノンではブランドコンセプトの1つに「エタノールフリー」を掲げさせていただいておりましたが、アダプトゲンハーブである「ホーリーバジルのエキス抽出」に限り、「植物性(サトウキビ由来)バイオ発酵エタノール」を使用することにしました。
ただし、「お顔用のスキンケア商品」には、今後もサトウキビ由来BG抽出のエキスを使用し、「エタノール」の使用は引き続き行わない方針です。
(ホーリーバジル化粧水、エッセンス、乳液にはサトウキビ由来BG抽出エキスを使用しています)
なお、バイオ発酵エタノール使用のホーリーバジルエキスを使用または変更する商品は以下の2商品となります。
BC-B005ホーリーバジル バスエッセンス ホーリーバジル インフューズドバーム
いずれも、エキスの抽出溶媒として使用し「香りの成分」「お肌に有用な成分」の抽出を目的として使用してまいります。
お客様におかれまして何卒ご理解をくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。